睡眠不足が起こす肥満へのマイナススパイラル!! コルチゾールのすぐれた働き
最近夜遅い日が続く。ダイエットしている身からするとこれな危険な事態になっている。夜中まで作業すると腹が減る。夜食を食べる。寝る。太る。ダイエット台無し。
これの流れはすぐに想像がつく。だから夜食は食べない。しかしそれでもダイエットには危機的な理由が寝不足にはある。
健康なカラダはゴールデンタイムで決まる
夜のゴールデンタイムというものがある。22:00~26:00の4時間は人間が健康で生きていくうえで重要な時間である。この時間に良い睡眠がとれるかどうかが健康なカラダを維持できるかどうかの分かれ目なのだ。
夜のお仕事の方は夜行性の生活リズムが出来ているので必ずしもこの時間には当たらない。19:00頃からスタートする華やかなお仕事の方のリズムや24:00から海へ出ていく方のリズムはこれには当てはまらない。
朝起きて昼間仕事している人に限っての話をするとこのゴールデンタイムに良い睡眠をとることでカラダをメンテナンスしているのだ。
睡眠中に脂肪燃焼!!コルチゾールのうれしい働き
この睡眠中に作用するホルモンの一つにコルチゾールがある。コルチゾールはノルアドレナリンなどとともにストレスホルモンと言われ、ストレスがかかると分泌され交感神経を活発にする。敵の出現に対して臨戦態勢をとるためだ。
平常時でもコルチゾールはある一定量分泌されている。生命維持には欠かせない。コルチゾールは糖の代謝、脂肪の代謝、たんばく質の代謝とすべての代謝に作用する。
長い時間ストレスにかかり続けるとコルチゾールは分泌過多になりうつ病になる原因の一つになる。
睡眠中に起こるコルチゾールの働きはずばり脂肪の燃焼だ。生命維持のためエネルギーを作り続けるためには日中に蓄えた脂肪を使う。体内に蓄えた中性脂肪を糖に分解しそれをエネルギーとして使う。
またゴールデンタイムには成長ホルモンの分泌も盛んになる。成長ホルモンは筋トレでダメージを受けた筋肉を修復してより強くて大きな筋肉にする。
ゴールデンタイムを有効に使う
寝不足が続くとこのゴールデンタイムに行われている重要なカラダのメンテナンス作業が行われない。筋肉も修復されないままでは筋トレの効果も上がらない。
夜遅くの作業が続けば夕食の時間も遅くなる。食後すぐに寝てしまうとコルチゾールは食べ物の中からエネルギーの元を調達し、余分な中性脂肪を燃焼してはくれない。
食べ過ぎていればそれが中性脂肪となりメタボなお腹を作り上げる。この負のスパイラルは睡眠不足が招く肥満への道なのだ。
明日から夜型から早朝型へシフトする。幸い仕事のリズムは自分で調整できる状況だから早速そうする。
でもこれから暖かくなると朝早く起きるのが難しくなるんだよなぁ ゴニョゴニョ…