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遅筋と速筋の特性を理解して理想的な細マッチョを目指す!!

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私たちのカラダの筋肉の中には、筋線維の性質の違いで瞬発力に適している速筋と持久力に適している遅筋がある。それぞれの筋肉の特性を理解することで効果的に筋トレを行い、短期間で細マッチョになることが出来る。

速筋と遅筋の違い

速筋は瞬発力を発揮する筋肉で、陸上競技でいえばスプリンターに適している筋肉だ。筋肉の色は白く魚でいえばヒラメやタイ。瞬時に動いて餌を捕食する動きが得意。ウエイトリフティングのように瞬発的に重いものを持ち上げるのも速筋の仕事。

 速筋は糖をエネルギーとして使用する。筋肉の中に糖は少ないのですぐにガス欠状態になり、長時間その働きを持続することはできない。糖を分解することでできる乳酸が蓄積し疲労する。

一方、遅筋は持久力に優れている。マラソン選手に適している筋肉で、色は赤い。赤筋とも呼ばれることがある。魚でいえば赤身の代表のマグロやカツオ。大海原を一時も休まず回遊する魚の種類だ。

サッカーのような長い時間動き続けるようなスポーツには必須の筋肉。遅筋は脂肪をエネルギーとして使用するので乳酸は蓄積しにくい。だから疲れにくい。

筋肉は筋線維といわれる伸びたり縮んだりすることが出来る細胞で出来ている。その筋線維の性質の違いで速筋と遅筋とにわかれる。生きていくうえで重要な筋肉は遅筋で全筋肉量の70~80%を占めている。速筋と遅筋の比率には個人差がある。

足が速かったり、持久走が得意だったりと個人差が出来るのはこの割合の差によるものだ。速筋は鍛えると筋肥大しガチマッチョな体形になる。遅筋を鍛えても筋肥大にはならずスマートな体形になる。

細マッチョ的トレーニング方法

それぞれの特徴を理解してトレーニングを進めることはとても重要だ。細マッチョになるには

  1. 余計な脂肪がない
  2. 筋肉をつける

の2点。

1.余計な脂肪がない

余計な脂肪をそぎ落とすのは遅筋の役割。持久力向きの遅筋は有酸素運動と組み合わせることで効率が上がる。ウォーキングやランニングをトレーニングに取り入れることで脂肪をエネルギーに変えることができ、ダイエット効果も上がる。

遅筋を鍛えると基礎代謝が上がり太りにくい体質になる。

2.筋肉をつける

筋肉をつけるのは筋肥大する速筋を鍛えること。速筋は長時間のトレーニングには向かない。効率よく筋肥大させるのは、なるべく高い負荷をかけて短時間、低回数でトレーニングする。高負荷をかけて長時間トレーニングしたり回数を多くしたりしては逆効果になるので注意する。

まとめ

今は脂肪が落とし切れていないので、まずは遅筋を鍛えて脂肪を燃焼させ引き締まったカラダにした後、速筋を鍛えて理想の細マッチョになるように筋肉をデザインしていく。